包丁のお手入れ


せっかく買った良い庖丁も お手入れを怠るとすぐダメになってしまいます。
庖丁を長く使って頂く為に気をつけて頂きたい事が書いてありますのでご参考にして下さい。

●庖丁が錆びてしまう

一番良くあるのは、使ってそのまま庖丁立てにさして錆びさせてしまったと言う物ですが、

これは使った後にお湯でさっと洗って乾いた布で拭くだけでも回避できます。

毎日使う庖丁だったらそこまででも良いのですが、時々しか使わない様な庖丁だったら、

その後にサラダ油や刃物お手入れ油などを塗っておくのが良いです。


●庖丁の刃が欠けてしまう

時々庖丁の刃が欠けてしまったという話を聞きますが、考えられる原因としては、

冷凍や半解凍状態の物を切ったり、刃の薄い庖丁で魚の骨や硬い物を切ったり、

野菜などを切っていて庖丁をこじてしまったり、面の平らでない砥石で砥いでしまったりと色々あります。

最近良くあるのは、薄刃などの切れ刃の広い庖丁の刃が欠けると言うのを聞きますが、見せて貰ったところ、

刃をベタ刃に砥いでしまっている物がほとんどで、刃先が指で触っただけで動くほどペラペラになっていて、

これで野菜を切れば欠けるのはあたりまえです。

薄刃や硬い物を切るための庖丁は強度が必要なので刃をハマグリ状に砥いであって、

それを平らにしてしまうともはやその庖丁は本来の能力を発揮できません。

そうなると荒砥ぎからやり直して1から刃を付け直すか、専門の職人に砥ぎ直して貰うしかありませんので

気を付けて下さい。


●庖丁を砥ぐ時の注意点


砥ぎ直しなどでよく見かける物に、片刃の庖丁の裏側をを砥ぎ過ぎて裏のくぼみの部分を潰してしまってる

庖丁が多いのですが、これは切った物の身離れが悪くなるほか、刃先の強度も落ちるので気を付けて下さい。

裏側は裏押しがまだしてない新しい庖丁や刃先の鋼が出過ぎてる時意外は、

表を砥いだ時に出た返りを取るだけのつもりくらいで十分です。


●本焼の庖丁に関する注意点


本焼の庖丁は堅くて脆く、温度差にも弱いです。

砥ぐ時に砥石の角にちょっと当たっただけでも欠けてしまったりひびが入ったり、

最悪の時は割れてしまったりします。

砥石は常に平らに面取りをし直し、砥石の角も落としておいて下さい。

それと砥ぐ時に余り力を入れて砥がないで下さい。

本焼の庖丁は堅いのでなかなか砥げませんが、だからと言って力を入れて庖丁を押さえ付ける様に

砥ぐと庖丁が割れてしまう恐れがあります。

それから冷えた所に放って置いたり、急に冷たい水につけたり、

庖丁が冷えた状態のまま砥いだりしても割れてしまう恐れがありますので注意して下さい。

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